目覚めが悪い
スッキリしない
だらだらしてしまう
スイッチがなかなか入らない
このような悩みは、
朝の習慣で改善できるかもしれません。
朝スッキリしない理由は、
睡眠の質が悪いことが考えられます。
しかし、睡眠の質が悪いのは、
起きている時の行動が原因の可能性も高いのです。
朝イチの習慣で、
①その日のパフォーマンスが上がる
②1日がが充実すると睡眠の質が良くなる
③翌日のパフォーマンスがさらに上がる
というように、睡眠と起きているときは表裏一体なのです。
この記事では朝イチから午前にかけて
取り入れると良い習慣を紹介します。
ちなみにエビデンス(根拠)があるものしか紹介しません!
【こんな人にオススメ】
・気持ちよくスタートしたい
・授業や仕事に集中したい
・眠気をどうにかしたい
・生産性を上げたい
・自己成長したい
前知識「体温」

睡眠中は体温が下がり、
起きている時は体温が上がります。
言い換えると、
体温が下がると眠たくなり、
体温が上がると覚醒する
と言うことになります。
ここで言う体温とは
体の内部の温度のことです。
この内部の温度とは別に、
体の表面の温度(皮膚温度)があります。
▼ Point
・体の内部と表面の温度は違う
・体温は一般的に内部の温度
内部の体温が下がるとき、
熱を放散するため、皮膚温度が上がります。
眠たいときに手足が温かくなるのはそのためです。
このように
体の表面と内部の温度は、それぞれ違った動きをすることを知っておくと、紹介する習慣がなぜ良いのか分かりやすくなります。
朝にすると良い7つの習慣
光を浴びる
光は体に様々な影響を及ぼします。
そして地球上で最も強い光は太陽の光です。
朝に光を浴びるとホルモンの分泌や神経伝達物質の活動に影響を与えます。
曇りの日でも、直射日光でなくても、カーテンを開けて太陽の光を取り込みましょう。
光は体内時計も整えてくれます。
冷たい水で手を洗う
冷たい水で手を洗うと皮膚温度が下がります。
朝は内部の体温が上がっていくので、
・内部の体温は上昇
・表面の皮膚温度は冷たい水で下降
これにより内部と表面の温度差が広がります。
この温度の差が強い覚醒(目覚め)を促します。
洗顔、歯磨きなども冷たい水を使うのが効果的です。
裸足で歩く
冷たいフローリングを裸足で歩くと、
・感覚の刺激
・皮膚温度が下がる
これにより、覚醒を促す効果が期待できます。
暖かい飲み物をのむ
白湯、お茶、スープなどの温かい汁物を飲むと内部の体温が上がりやすくなるので、覚醒を促すことができます。
また、コーヒーにはカフェインが含まれているためより覚醒には効果的です。
朝食を食べる
食事をとると体温が上がりやすくなります。
朝食は1日の体内時計を整える効果も期待できます。
また、噛むという動作は覚醒を促し、脳を活性化させます。
軽い運動
朝の軽い運動は体温を上げるのに効果的です。
体を動かすという刺激も覚醒を促します。
しかし、汗をかくほど体温が上がりすぎると、反動でそのあと体温が下がってしまうので注意してください。
ウォーキングや早歩き程度の運動が良いとされています。
会話をする
会話は脳の活性化を促します。
家族、友達、ペット、同僚など、1日の早い時間に会話をするとよいでしょう。
以上、朝に取り入れると良い習慣の紹介でした。
「睡眠の質を変える」ために「朝の過ごし方を変える」というのは最近知って目から鱗でした。
より興味がある方は以下の書籍がオススメです。
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