ポモドーロ・テクニックの効果【実践して分かった意外なメリット】

ポモドーロ・テクニックとは
こまめに短い休憩時間をとることで
集中している時間を増やす
という時間管理術です。

【ポモドーロテクニックの基本的なやり方】

・25分の作業時間
・5分の休憩
・以上が1セット（1ポモドーロ）
・4セットに1度15分程の長い休憩

ポモドーロ・テクニックについてや、
詳しいやり方はこちらの記事で解説しています。

今回の記事では、
実際にやってみて分かった効果や
意外なメリットをご紹介します。

メリットを知っておくことで、
よりポモドーロ・テクニックを
効果的に活用できると思います。

それでは順番にご紹介していきます。

実感した効果・メリット

① 集中して作業できている時間が長い

これはポモドーロ・テクニックの効果として代表的なものですが、実際に実感することができます。

作業時間が25分、つまり疲れが出る前に短い休憩をとるので、長時間作業した後のドッとした疲れがありません。

結果的に、高いパフォーマンスを長い時間維持することができます。
そもそも、頭をフル回転にして全力集中できる時間はせいぜい30分程度ではないかと個人的に思っています。

②やる気スイッチになる

「〇〇をやらなくちゃ・・・」ではなく
「1ポモドーロがんばる！」と考えると作業を始めやすいです。

「1ポモドーロ（30分）だけ頑張ればいい」というのは精神的な負荷も少なく、始めてしまえば人はのめり込むようにできているので、とても効果的です。

そのへんの心理学的な話はこちらの記事をどうぞ↓

また、気が進まないタスクや、やらなければいけないことなどでは、「1ポモドーロで終わらせよう」と考え方を切り替えて効率的に取り組むことができます。

③ 作業にかかる時間が把握できる

ポモドーロのサイクル（1セット30分）を基準に作業を進めるので、それぞれの作業がだいたいどれくらいかかるかが分かるようになります。

わざわざ作業ごとに時間を測らなくても、何ポモドーロでできた、と把握することができます。

④ 振り返りができる

作業にかかる時間が把握できるということは、想定よりも早く済ませられたか、もしくは思った以上に時間がかかったかがわかります。

振り返ることができるということは、問題意識や課題意識が生まれ、やり方などを工夫するようになります。

⑤ 予定を立てる精度があがる

作業にかかる時間の把握はスケジューリングの精度もあげることができます。

なんとなくで組んだスケジュールだと、予想以上に時間がかかって予定が崩れたり、出来ると思ってタスクを抱えすぎてしまうことがあるかもしれません。

ポモドーロを基準に作業をしていると、
1ポモドーロで自分がどれだけのことができるのか
がわかるようになってきます。

予定を立てる精度があがると言うことは、よりうまく時間を使える一歩だと感じています。

⑥ 時間の大切さがわかる

ポモドーロを始めてから、より一層時間の大切さ（短さ）を感じるようになりました。

1ポモドーロはとても短いです。

勉強や仕事をしていると、
「あれ？もう終わり？」
という感じで使える時間が限られていることを
ひしひしと感じます。

・今日勉強や仕事ができる時間は何ポモドーロか
・1ポモドーロで自分ができること

こんな感じでポモドーロで予定を立てると
使える時間と出来ることが分かりやすく把握できるのでオススメです。

⑦ 休憩時間が有意義な時間になる

疲れすぎる前に休憩をすることになるので、何も考えられないダラけた休息ではなく「能動的な休息」になります。

僕の場合、だいたいまだ少し元気なので、強制的に休息をとることになります。

そんなときどんなことをするかというと、写真集や画集を眺めたり、ずっと置いていた雑誌をぱらぱらとめくったり、ゆっくり呼吸したり、お茶やコーヒーをいれたり、脳が気持ちいことをするようにしています。

これまでの休憩時間とは明らかに過ごし方が変わりました。

意識的に体や脳を休めようとした結果、作業中に使っていた脳とは別の領域を解放する感覚です。

僕にとってポモドーロでの休憩時間は、脳をニュートラルな状態にし、普段見過ごしていたものに目を向ける時間となりました。

これはとても意外なメリットでした。

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以上、ポモドーロ・テクニックを取り入れて実感した効果とメリットでした。

いろいろな時間管理術を試してきて、たどり着いたひとつのテクニックですが、本当にオススメです。
（広まったところで僕に利益はないし笑）

ちなみにタイマー設定がけっこう面倒なので、
倒すだけでタイマーをセットできる変わったタイマー「Tick Time」がめちゃくちゃオススメです。