IMAXの違い知らなきゃ損してる!?【IMAX・IMAXレーザー・IMAXレーザーGT】

芸術・エンタメ

IMAXってどれも同じじゃないの?
って思っていたらめちゃくちゃ損します。
全然違います。

年間100本ほど映画を観る私ですが、最近知りました…。(ボソッ)

IMAXってとりあえずデカイんでしょ?

IMAXって大きいだけじゃなくて音も良いよね。

IMAXに対してこれだけの認識であれば、
IMAXの追加料金分、損する可能性があります。

・IMAXは主に3種類ある。
・IMAXを選ばない方が良いときがある。
日本に2つしかない特別なIMAXがある。

難しい説明は無しで、スグに分かるよう違いを簡単にまとめてみました。
IMAXの種類と違いを知れば、もう映画館やスクリーン選びで迷いません!

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知っておくべきIMAXは3種類

知っておくべきIMAXの種類は以下の3つです。

①IMAXデジタルシアター
②IMAXレーザー
③IMAXレーザー/GTテクノロジー

①IMAXデジタルシアターが一番古く、③IMAXレーザー/GTテクノロジーが最新の規格です。

注意点として、「IMAXレーザー」と「IMAXレーザー/GTテクノロジー」は別物です。「フィルムIMAX」というものもありますが、今の日本の映画館にはないので無視します。

IMAXの違い【画角・画質と大きさ・音響】

IMAXの違いを知るのに注目すべきところは以下の3つです。

・画角(重要)
・大きさと画質
・音響

補足として、画角とは画面の比率(横×縦)のことです。
昔のテレビだと4:3、今のデジタルテレビは16:9ですね。

IMAXで映画館やスクリーンを選ぶなら、個人的な結論は・・・

IMAXデジタルシアター:劇場によっては追加料金を払ってまで見なくていい

IMAXレーザー:IMAX作品はIMAXレーザーが導入されてる劇場がオススメ

IMAXレーザー/GTテクノロジー:日本に2つしかない最高の映画体験

・IMAXカメラで撮影された作品かどうか確認

ではそれぞれ順番に解説していきます。

IMAXデジタルシアター

最初に導入されたIMAXの規格です。
しかし、最近は普通のスクリーンも巨大化し、音響設備も良くなっているので、わざわざIMAXデジタルシアターで観る価値は薄くなっています。3D作品との相性は良さそうです。

▼画角
1.9:1

IMAXカメラで撮影された作品であれば、通常のスクリーンよりも少し上下が広くなっています。

▼画質と大きさ
画質:2K
スクリーンの大きさ:横幅最大15m

画質は2Kですが、プロジェクターを2台使うことにより通常のスクリーンよりも明るく鮮明な映像表現になっています。

スクリーンの大きさは劇場によって異なりますが、通常のスクリーンも巨大化しており、IMAXの方が必ずしも大きいとは限りません。スクリーンの大きさは非公開の劇場もあります。

▼その他
・IMAXサウンド(5.1ch)
・3Dとの相性が良い

IMAXレーザー

「IMAXデジタルシアター」よりも画質と音響が向上したIMAX規格。
各劇場はIMAXデジタルシアターからIMAXレーザーへ切り替えており、IMAXを観るのであれば、IMAXレーザーを導入している劇場で見るのがおすすめです。

▼画角
1.9:1

IMAXデジタルシアターと同じです。
IMAXカメラで撮影された作品であれば、通常のスクリーンよりも少し上下が広くなっています。

▼画質と大きさ
画質:4K
スクリーンの大きさ:横幅最大22m

画質は4Kになり、スクリーンの対応サイズも大きくなっています。これにより、より大きなスクリーンで、より鮮明な映像を楽しむことができます。
プロジェクターは1台ですが、レーザー投影によりこれまでより表現力がアップしています。

▼音響
12.1ch

IMAXデジタルシアターの5.1chよりもスピーカーが増え、より臨場感溢れる空間になっています。

▼その他
・3D作品との相性が良い

IMAXレーザー/GTテクノロジー

日本に2箇所しかない特別なIMAX規格。
IMAXレーザー/GTテクノロジーが導入されている劇場は、109シネマズ大阪エキスポシティグランドシネマサンシャイン池袋の2箇所だけ。
最大の魅力は超巨大スクリーンと1.43:1の画角です。(後述)

▼画角
1.43:1

本来のIMAXの醍醐味である上下の画面の広さを存分に堪能できます。IMAXカメラで撮影されたシーンではスクリーン全体を覆う映像によって、視界に映像の切れ端がありません。圧倒的没入感を体験できます。

▼画質と大きさ
画質:4K
スクリーンの大きさ:横幅22m以上

IMAXレーザーは「4Kレーザー」1台で投影に対して、IMXレーザー/GTテクノロジーは「4Kレーザー」2台で投影することにより、表現力がアップしています。

またIMAXレーザーはスクリーンのサイズが横幅最大22mだったのに対し、IMAXレーザー/GTテクノロジーは横幅が22m以上なので、圧倒的巨大スクリーンと言えるでしょう。

▼音響
12.1ch

最大規模の劇場に合わせたサウンドシステム

▼その他
3D作品との相性が良い

IMAXレーザー/GTテクノロジーを選ぶべき理由

IMXレーザー/GTテクノロジーの最大の魅力は広い画角にあると言いましたが、ピンときていない方も多いのではないのでしょうか。

ここで冒頭で出した図をもう一度見てみましょう。

imaxの違い

画角の違いに注目してみてください。
IMAXカメラで撮影された作品は、一番右(GTテクノロジー)のように収録されていますが、普通のスクリーンでは、上下がカットされて上映されます。

男性が川に飛び込むシーンですが、画面が上下にも広いと迫力が全然違いませんか?
しかも超巨大スクリーンなので、視界には映画の世界しか入ってきません。

最近公開のものであればクリストファーノーラン監督の「TENET(テネット)」が有名ですね。私はグランドシネマサンシャイン池袋で観てきましたが、最高の映画体験でした。

ここからは推測なのですが、人間の感覚的には3D(立体)よりも視野角の方が没入感や臨場感には重要なのかなと感じました。

PS4やテーマパークなどのVR映像で実際に体験しているかのように感じるのも視野角が影響しているのだと思います。

IMAXカメラで撮影された作品で、IMAXレーザー/GTテクノロジーで上映されている映画作品であれば絶対に劇場で観ることをお勧めします。
DVDやブルーレイなどでは、16:9の画角になり上下もカットされてしまうためです。

IMAXレーザー/GTテクノロジーは日本には2箇所しかないので、場所の制約はありますが、もし観に行けるのであればぜひ観てみてください。(IMAX作品じゃなければ意味がないので注意です!)

スクリーンがとにかく巨大なので、席を取るときは真ん中より後ろをおすすめします^^

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