【効果絶大】相手を信じることで変わること

コミュニケーションと心

家族、友達、先輩や後輩、上司や部下、いろいろな人間関係があるなかで、「相手を信じる」ことができれば、あなたの世界が変わるかもというお話。

スポンサーリンク

「相手を信じる」とは

ここで言う「相手を信じる」とは、相手の言うことを信じる、信用する、信頼する、とは少し違います。

ここでの「相手を信じる」とは「相手の可能性を信じる」ということです。

「相手の可能性を信じる」とは具体的にどういうことか、そして、どういう効果があるのかを説明したいと思います。

相手の可能性を信じる

例えば家族に対して、子どもに対して、また会社の後輩や友達に対して、もっとこうして欲しいや、こうなってほしいという思いがあったとします。そんな時、「どうせあの人には出来ない」と考えてしまっていませんか?そう思ってしまうと、相手が変わるためのキッカケはあなたからは生まれなくなります。

「相手は〇〇をする力をもっている」「相手は〇〇を実現できるはず」「相手は〇〇が必ず出来るようになる」と考えるとどうでしょう。

相手の可能性を信じれば、どうすれば相手がそれを実現できるかをあなたは考えることができます。

例えば、「旦那が育児を手伝ってくれない」という問題に対して、相手を信じていない場合は、

「旦那が育児を手伝ってくれない」
→ 子どもの面倒の見方もわからない。
→ どうせ時間もとってくれない
→ あの人には無理。自分でどうにかしないと。

となり、ぐるぐると同じ問題の中をまわってしまいます。
それに対して、相手を信じて考えてみると・・・

「旦那が育児を手伝ってくれない」
→ 旦那が育児を手伝ってくれるようになる方法は必ずある
→ 今は育児の方法は分からなくても、能力は持っている
→ どうすれば旦那も育児を手伝ってくれるだろうか
→ 育児ができるようにために、まずは何を教えたらいいかな

このように、問題解決のための思考になります。
「相手にはできない」と決めつけてしまうと、自分からは何も生まれませんし、出来ることはありません。しかし、「相手はきっとできるはず」と考えられれば、実現するための方法を考えるようになります。たとえ一度うまくいかなかったとしても、相手の可能性を信じていれば、他の方法をまた考えるなど、前向きな思考と行動を続けられます。

もちろん世の中の全ての問題がスムーズに解決することはありません。非常に複雑で困難な問題を抱えている方もいると思います。しかし、相手の可能性を信じて行動するということは、必ずあなたを前進させます。たとえ行動して、問題が解決しなくても、あなたはもといた場所よりも確実に前に進んでいます。最初から諦めていれば、何も変わりません。

「期待」はするべからず

「相手の可能性を信じる」と言いましたが、「相手に期待する」とは少しニュアンスが違います。相手に期待をしてしまうと、期待通りに動いてくれなかった時に、負の感情が湧いてしまいます。

「相手の可能性を信じる」ことが難しい人はこれが原因かもしれません。期待しなければ、悲しいむことも、イラだつこともないからです。

なので、期待するのではなく、相手の可能性を信じるのです。ここの違いをもう少し詳しくお話しましょう。

「相手に期待する」ということは、相手まかせなのです。自分ではコントロールができませんし、全て相手のせいなのです。「〇〇をしてほしいのに、してくれなかった。」「結局〇〇はできなかった。」

「相手の可能性を信じる」は、可能性は信じていますが、この想いの中で相手の行動は求めていません。「出来る力をもっている」と「実現できる」は違うのです。そうすると、「どうすれば出来るか」という考えを持つことができます。この思考は、相手任せではなく、自分がどう動けるか、自分には何ができるか、というように自分に向かっています。相手の行動に振り回されることは大幅に減るでしょう。

相手を信じる、けれど期待はしない。
最初は難しいかもしれませんが、試してみてください。

自分も信じよう

「相手を信じよう」と言ってきましたが、自分自身にも当てはまります。自分自身に対しても、「自分は〇〇なんてできない」と決めつけてしまえば、それは実現することはないでしょう。

ですので、自分自身も信じてあげましょう。もし今これを読んで「急に言われても自分なんて」と思った方、安心してください。あなたは自分自身を信じることが必ずできます。自分の可能性は、今自分が想像しているよりはるかに多くの可能性を持っています。自分を信じた分だけ、可能性は広がります。あなたの可能性を僕は信じています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました