【知らないとヤバイ】緊急事態の今見るべき映画、動画3選

芸術・エンタメ

2020年、世界規模で大きな影響を及ぼしている新型コロナウイルス(COVID-19)。このコロナ禍で起きていることを、私たちは一体どれくらい見えているのでしょうか。

有事の時に国や政府はどのように動くのか?
感染症とは?
地球規模での課題とは?

今起きているコロナ禍に対して、新しい視点を与えてくれた映画・ドラマ・動画を3つ紹介します。
ちなみにどの作品も普通に面白くて、完成度も高いので、コロナに関係なく観て損はないものです!

紹介する3作品はこちら(ネタバレなし!)

・「チェルノブイリ」海外ドラマ
・「新聞記者」映画
・ビルゲイツ氏のTED

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『チェルノブイリ』 -海外ドラマ(全5話)-

「チェルノブイリ原発事故」を扱った海外ドラマです。「チェルノブイリ原発事故」のことは知っている人が多いのではないでしょうか。

この作品は、1986年に起きたウクライナ・ソビエト社会主義共和国のチェルノブイリ原子力発電所での事故を、事実を基に描いたドラマです。全5話なので、すぐに観れます。

惹き込まれる演出力

作品のクオリティ高いなぁ〜、さすが海外ドラマだなぁ〜と思って観ていたのですが、製作は『ゲーム・オブ・スローンズ』HBO、監督は『ブレイキング・バッド』『ウォーキング・デッド』ヨハン・レンクだったことを知り、どうりで・・・となりました。

クオリティは完全に映画です。(映画とドラマの違いは置いておいて)
役者、カメラ、音やライティング、演出、とても良いです。緊張感や切迫感、観ていて少し疲れるくらいの演出力です。

事実を基にしたストーリー

何より重要なのが、この『チェルノブイリ』は事実を基に描いたドラマだということ。ぞっとします。今のコロナ禍での政府の動きと重なります。それは日本に限らず、世界中のどの国にも当てはまると思います。

もう一度言います。
この『チェルノブイリ』はフィクションではないのです。

『チェルノブイリ』を観るには

『チェルノブイリ』はAmazonプライム・ビデオ内の「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」というチャンネルから視聴できます。

「スターチャンネルEX」に申し込む必要があるのですが、無料期間内に解約すれば無料で観れます
※プライムビデオ内で簡単に手続きできます。

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『新聞記者』 -映画-

政府つながりで、日本の政治をテーマにした映画の紹介です。
この『新聞記者』は2019年に公開された映画ですが、あまりにも政治に切り込んだ内容のため、TVでの大々的なPRなどはほとんどありませんでした。

出演者・制作陣の覚悟

俳優は松坂桃李さんと、シン・ウンギョンさんのW主演。この映画を観たあと、あなたはきっと松坂桃李さんをはじめ、出演者、制作者全員の勇気を感じるでしょう。
内容が内容なのでイメージダウンを避けるため、事務所NGで日本の女優が起用できなかったと、聞いたことがあります。(ソース不明)
そこで起用された韓国の俳優のシン・ウギョンさんですが、彼女の演技、キャラクターが作品にとてもマッチしていて、結果とても良いです。
ちなみに『新聞記者』は第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞の主要三冠を獲得しており、他にも様々な映画賞を受賞しています。

政府がSNSで人を操作?

映画『新聞記者』も国の大きな力をテーマにしています。大きく違うのは、『チェルノブイリ』に対して、『新聞記者』は現代のストーリで、舞台が日本だということ。
現代にはインターネットがあります。SNSがあります。たくさんのメディアがあります。情報操作や印象操作・・・。日本に限らずアメリカでも選挙においてのFacebookデータの違法な取得と利用などが問題になっています。時代の変化において、懸念すべきことは知っておく必要があります。

なぜ有事の今『新聞記者』を観るべきなのか

この作品を緊急事態の今見るべきと思ったのは、非常事態において、大きな決定を下す政府が信用にできるものかどうか注目する必要がると考えたからです。
ツイッターのようなSNSだけでなく、TVや新聞などのメディアの情報も錯綜しています。そんな中、ただしい情報を見極める必要があります。分断を避け、人同士が協力する必要があります。そのためには裏側を知り、物事を冷静に捉え、判断する必要があります。この映画は政治が自分ごとになるきっかけになると思います。

『新聞記者』を観るには

私は公開時に映画館で観ました。公開後、公開期間が伸びたり、公開劇場が増えたりしたのですが、今は映画館に足が運べないため、家で『新聞記者』を観れるサービスをいくつかまとめました。

TSUTAYA TV

オンラインと郵送DVDで対応可能。見放題プランやレンタルプランで、自分にあった使い方ができるのが便利です。やっぱりツタヤ、品揃えは豊富です!
(対象プランで30日間の無料期間あり)

Amazon プライム・ビデオ

プライム会員ならプライムビデオで観れます。見放題の作品ではないので、レンタルか購入で視聴できます!

U-NEXT

無料で観るならU-NEXT!
私の場合は、31日間の無料期間に加えて、最初に600ポイントをプレゼントされたので、そのポイントで『新聞記者』を見返しました!(2020年5月11日)
キャンペーン内容は変更されてる可能性もあるので、登録時にチェックしてみてください。

『もし次の疫病大流行(アウトブレイク)が来たら?私たちの準備はまだ出来ていない』 by ビルゲイツ -TED-

新型コロナウイルスが世界に広がりはじめた時、ネットなどでビルゲイツ氏の予言的発言が話題になりました。2019年にビルゲイツ氏は様々なメディアで今の状況を言い当てています。この動画は2019年のTEDですが、これもその中のひとつ。
動画は8分程度なので、上の動画からすぐに観れます。

今の現状をすべて言い当てている

現代の人類にとって、もっとも大きなダメージを与えられる可能性があるのは、核爆弾などではなく、感染症であるということ。世界規模で感染症に取り組まなければ、大きな被害がでることなど、具体的な例もだしながらとてもわかりやすく説明しています。そして的確に2020年のコロナ禍を表しています。まぁこの動画は私が説明するより観た方が早いです。笑

TEDとは

簡単に言うと、アメリカに本部がある団体による講演会です。学術・エンターテインメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行い、それらを無料でオンラインで観ることができます。

専門家、知識人、著名人から一般人まで、強いアイディアを持つ者だけが登壇できるため、TEDから発信されるプレゼンテーションからは、いつも新しい発見をもらえます。

様々なジャンルがあるので、自分の興味のあるジャンルの動画をひとつ観てみることをおすすめします。(字幕は複数カ国に翻訳されていることが多いので、設定から言語を選べます。)

TED公式ページ

さいごに「経済・政治・文化に目を向けなければいけない」

世界的にヒットした書籍『サピエンス全史』の著者である歴史学者のハラリ氏がコロナについて声明をだしました。さすがの文章でハッとさせられました。

今後数週間に人々や政府が下す決定は、今後何年にもわたって世の中が進む方向を定めるだろう。医療制度だけでなく、経済や政治や文化の行方をも決めることになる。

ユヴァル・ノア・ハラリ(「サピエンス全史」著者)全文はこちらから

「今日は感染者が何人だった」
「トイレットペーパーがなくなった」
など目の前のことだけではなく、大きな視点が必要だと思います。

調べたり、勉強するだけでは楽しくないので、心をふるわせるような名作で視野を広げるのはいかがでしょうか。

ちなみに『サピエンス全史』はめちゃくちゃ面白いです。
上下巻があってボリュームもありますが、人間をめちゃくちゃマクロで見ることができます。笑

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