「コーチング」という言葉、聞いたことがありますか?
すでにコーチングを受けている人、スキルを身につけ活用している人もいるかと思いますが、日本では全く知らない人もまだまだ多い印象です。
もしくは会社などでコーチングのメソッドを取り入れているけれど、それがコーチングだということを知らない人も多いかと思います。
ここでは、コーチングの概要についてまとめていきます。
コーチングとは
コーチングとはクライアントの目標達成を実現するための対話です。
言葉だけだと分からないですね。
コーチングを受ける人を「クライアント」、コーチングをする人を「コーチ」と呼びます。
コーチングの目的はクライアントの目標達成です。
日本ではコーチと言うと、指導者というイメージがありますが、コーチングにおいてのコーチは何かを指導したりしません。また、クライアントとの立場も対等です。コーチはクライアントの目標に向かって共に走る伴走者のような立ち位置です。
具体的に何をするの?
先ほども言った通り、コーチングはコーチからの指導ではありません。
ではなにをするかと言うと、コーチはクライアントに対して
「質問をするだけ」です。
実際はコーチ側でコミュニケーションスキルやコーチングスキルを使い、様々なことをしているのですが、クライアントからは見えないので、体感としては「質問に答えるだけ」ということになります。
コーチからの質問には無駄な質問はありません。
クライアントはコーチからの質問に答えることで、
・考えが整理される
・自分自身に対する発見や気づきを得る
という体験をします。
これらの体験によって、
・自分が本当に求めているものが明確になる
・モチベーションがあがる
・やるべきことが明確になる
・自分の強みを知ることができる
という効果が得られます。
このように「質問」を通して目標達成に向けて思考が整理されてゆき、必要な行動が明確になっていきます。
コーチングはどんな人におすすめ?
コーチングは以下のような人には特に効果があると思います。
・達成したい目標がある
・モチベーションをあげたい
・考えや思考を整理したい
・やらなきゃいけないけれど、ずっとできていないことがある
・長年答えがでていないことがある
コーチングを受けることで、目標に対して「より早く、より高いレベル」で達成することが期待できます。
また、自分一人では答えがでなかったものや、先延ばしにしてしまうこと、行動に移せないことなども、コーチングの対話によって「どうすれば行動できるか、行動するために何が必要か」ということが明確になります。
すべての人にライフコーチが必要だ。
Google元CEO エリック・シュミット
仕事、ビジネスだけでなく、生活の中での目標や課題でも有効です。
より充実した生活を送るためにもコーチングは効果的です。
コーチングの受け方
コーチングは1時間〜1時間半を1セッションとすることが多いです。
また、単発で受けるよりも継続的に受けることが効果的で、基本的な形式となります。
(形式はコーチによって異なります。)
週に1回や、月に1回で、目標や内容に合わせて期間を設定すると良いでしょう。
相場は1セッション1万円〜1万5千円と言われていますが、料金幅は2千円〜10万円以上とコーチによります。自分に合ったやコーチを選ぶと良いと思います。
コーチングの活用
経営者や企業のリーダー、スポーツチームなどがコーチングを受けることが多いようです。また、コーチングは受けるだけでなく、そのメソッドをコミュニケーションに活用することもできます。
コーチングメソッドを取り入れつことが出来れば、チームの目標達成を促すことができ、より活発な組織形成に役立ちます。またビジネスだけでなく、家庭内でのコミュニケーションや教育分野など全ての対人関係で役立ちます。
コーチングについてや、活用できるコミュニケーションスキルなどは当ブログで引き続き発信していく予定です。
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